2010年06月24日

「貧乏は、人を作る試練場みたいなもの」



「お金の大事な話」泉正人 著



 福沢諭吉の「学問のすすめ」は、


「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」


 という有名なフレーズのために、
 人間の平等性を唱った書物のように思われがちですが、
 実は、ちょっと違っています。


 平等のはずなのに、金持ちや貧乏人が、いるのは何故か、

 と、続き、

 その理由は、知識があるかないか、

 つまり、金持ちと貧乏人の差は「智」の差である

 と、断定します。


 福沢諭吉の勧める学問とは、
 例えば、文学のような「実のない」ものではなく、
 もっと、お金に結びつくような、実学的な勉強を薦めています。


 そういう意味で、「学問のすすめ」は、
 元祖成功本ともいえるもので、

 福沢諭吉が一万円札になったのも
 納得できるものがあります。



 けれど、福沢諭吉の言うような勉強が
 今学校で行われているかといえば、疑問です。


 今や、巷には、ファイナンシャルリテラシー(お金の知性)が乏しい
 若者があふれています。
(もちろん、私も高い方ではないです、残念ながら)


 この


「お金の大事な話」

 は、そんな若者たちに向けたメッセージ本であり、
 お金の実学的な教科書です。


 何故、メッセージ本と、言い切れるかといえば、
 この本の値段が、500円だからです。

 おそらく、著者への印税などはないに等しいでしょう。

 お金の手持ちの少ない若者にでも買えるような値段設定なのだと思います。 


 どこにでもいそうな若者だった著者が、
 独立して事業を拡大してきた経過とその具体的な方法が書かれたこの本は、
 とても500円とは思えない内容の濃さです。


「貧乏は、人を作る試練場みたいなもの」

 という著者のメンターの言葉のように、
 今の日本人は、「試練の場」にいるのかもしれません。


 終身雇用制や年金制度が危うくなっている今、
 若者だけでなく、自分のファイナンシャルリテラシーに不安のある
 すべての世代の人が読んでいい本であると、思います。


 
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posted by さきあきら at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | お金の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月16日

「物理的現実世界も仮想世界も内部表現である」



「残り97%の脳の使い方」苫米地英人 著


 アメリカのある調査では、

「企業人が引退してから
 新たな目標がないと、平均18ヶ月で
 何らかの原因で死んでしまっている」

 らしいのです。



「残り97%の脳の使い方」

 からの一節です。



「世界」というものは、
 ひとつだと思いますよね?


 けれど、この本では、
「世界」というのは、ひとつではありません。


 人の数だけ「世界」があります。


 人それぞれによって、
 見えているものが違うのです。



 ある人には、見えていても、
 ある人には、見えないものがある。


 見えていないものは、存在していないものと同じです。


 例えば、ある人は、

「チャンスは一度しかない」

 と言います。


 けれど、ある人は、

「チャンスはゴロゴロ転がっている」

 と言います。


 同じ世界に生きているように見えて、
 実は、それぞれ人は、違う世界に生きている、わけです。


「内部表現」

 苫米地氏は、その人それぞれの内的世界をそう表現します。


 そして、その内的世界である「内部表現」こそが、
「外部表現」と言える、物理的現実世界を作っている、らしいのです。



 これは、以前紹介した

「鏡の法則」


「あなたの目の前の現実は、
 あなたの心の中が映し出された鏡である」


 に、近いかもしれません。



 プラシーボ効果、という、
 思い込みによって病気が治る、
 という実際例もあります。



 人は「思い込む」ことによって、
 世界を変える力がある。

 まずは、それを信じる必要があります。


 目標を持ち、
 自分がその目標を達成したときの気分を
 ありありとイメージする。


 そうすることによって、
 脳がその目標を達成するために働きだし、
 今まで見えなかったものが見えてくる。

 それが、苫米地氏の自己啓発メソッドの基本です。


 そして、目標を達成したとき、
 さらに、新たな目標を設定して、
 また、新しい世界を作り始める。


 そうでなければ、18ヶ月ぐらいで、
 死ぬことになりそうです。

「内部表現」は、
 自分の寿命すら、決めてしまうものなのかもしれません。




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posted by さきあきら at 18:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月08日

「行動を変えれば人生が変わる」



「毎朝1分でリッチになる」三宅裕之 著



 習慣というものは、こわいものです。


 人は、脳を数パーセントしか使っていない、と言われますが、
 実は「考えていない」時に、残りの莫大な部分が
 使われているのだいう話もあります。


 人の行動は、


「思考」「感情」「無意識」


 によって決まりますが、
 その中で、「無意識」で行動する部分が
 一番、大きいものです。


 顔を洗う、とか歯を磨くとか、階段を登るとか・・
 
 ほとんどの日常の行動は、特に、何も考えずしていると思いますが、
 どうでしょう?


 その「無意識」の部分を成功者の考え方にすれば、
 行動も変わり、自然に成功してしまう。



 成功法則は、その「無意識」の変え方とも言えるでしょう。


 逆に言えば、「無意識」が変わらなければ、
 ずっと今の状態が変わらないことになります。



 そして、その「無意識」は、なかなか変わらないものです。

 それは、長年にわたって、できあがってきた習慣だからです。


 だから、習慣は怖い、わけです。

 
 けれど、意識して行動を変えると、
 それが、習慣化して、「思考」が変わってきます。

 前にも書きましたが、意識→行動、という一方通行ではなく、
 行動→意識、という流れもあるからです。


 この

「毎朝1分でリッチになる」


 は、著者、三宅裕之氏の言うところの「リアル・リッチ」
 の行動、習慣をまとめた本です。



 例えば、

「毎朝、鏡を磨いて笑顔を作る」

「貯めること、殖やすことよりも使うことを考える」

「本当にいいものを少し持つ」

「買える時間は、おしみなく買う」

 などなど・・


 著者が出会った「リアル・リッチ」には、
 その行動、習慣、考え方などに共通点があるようなのです。

 著者自身もベストセラー作家でもあり、
 会社の代表取締役でもあります。
 そして、これらは著者自身も実践している習慣なのです。


 ここに書かれている習慣は、
 毎日、ほんの少しの時間で、実践できるものばかりで、 

 お金持ちになる、というよりも、
 正しい人としての生き方、という行動でもあります。


「毎日、感謝して生きる」

「健康に気をつかう」

「人が喜ぶことをする」



 など、本当のお金持ちになることは、
 つまり、人として正しく生きることなのかな、と思います。


「『目に見えないもの』へのリスペクトを忘れない」


 という項目が最後の章にありますが、
 お金というものは、そんな、神様とか宇宙の意志とかの、
 ボーナスであるのかもしれませんし、

 そんなふうにお金というものが、とらえられると、
 それはとてもステキなことだと、思います。






 
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posted by さきあきら at 23:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 成功法則の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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