
「千年たってもいい話」斎藤一人著
前回に引き続き、
斎藤一人さんの著書を紹介します。
斎藤一人は、何者なのか?
経済からスピリチュアルに至るまで、
一体、どこで学んだのか?
どんな人生を送ってきたのか?
死ぬような目にあったことはあるのか?
マスコミには一切顔を出さず、
「出さない場合には、
出さないわけがあります」
そう言って、世間から一歩退いたところで、
けれど、講演がほとんどすべてそのまま本になるというその人は、
納税額日本一の健康食品会社の社長
という肩書きだけでは、すまされない何かがあるような気がします。
以前、このブログで斎藤一人さんについて書いた時、
「天国を語る人は、地獄を知っている人だ」
と書きましたが、
その謎に包まれた斎藤一人さんの正体がついにわかります。
3枚のCDが付いたこの本は、
2009年春、つまり今年の初めに行われた
全国公演のCDと、それをそのまま文字化した本で、
そんな斎藤一人さんの過去が
本人や、お弟子さんの口から語られる、
斎藤一人さんに興味を持つ人にとっては、貴重な本です。
子供の頃に出会った「光の玉」に
死後の世界を案内された話、とか、
陰陽師的な能力がある、とか、
神様と話ができる、とか、
そういう話も非常に興味深いのですが、
やはり、なんといっても、
斉藤一人さんが説く、
人が幸せに生きる方法
これが、やはりこの本の最大の魅力だと思います。
CDまるまる2枚(さらにお弟子さんの話のCDが1枚)
という長時間の講演ですが、
ひきこまれるように、最後まで聞いてしまいました。
今回の斉藤一人さん、
今までと何か違います。
これまでにない「きびしさ」のようなものを感じます。
「考え方なんだよ。
考え方の方が上なんだよ」
後半に、そう激しい口調で、
熱く語られるところがあります。
それは、マスコミの情報や占いなどをそのまま鵜呑みにして、
あたふたしている一般人への
いらだちのようにも感じられます。
この「考え方を変える」というのが、
斉藤一人さんを始め、成功本、幸福本などの
根本的な共通点です。
潜在意識的なレベルで、
考え方を変えることによって、行動を変える。
「考え方を変える」ということと、
「思っていることを変える」ということは、
潜在意識的なレベルでは、まったく違うものです。
潜在意識の話は、石井裕之氏の本にゆだねたいと思いますが、
それでも「考え方を変える」ためには、
まず「思っていることを変える」ということから
出発しなければなりません。
そういう「考え方を変える」手がかりとしては、
斉藤一人さんの話はとてもいいのではないかと思います。
斉藤一人さんを読んでみようと思う人は、
集大成的なこの本から読んで(聞いて)みてもいいのですが、
まず、お弟子さんの本、
そして、本人の以前の出版物、
それから、この本という順番で読むのが、
個人的にはオススメです。
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