2013年05月16日

「不幸の原因はモノサシ」



「オーケストラ指揮法 (新版) / 高木善之 著」


「オーケストラ指揮法」「幸せ」
 何か関係があるの?

 と思われたかもしれない。

 この本は、オーケストラの指揮について書かれてはいるが、
 本当のところは、人と人とのふれあい方を中心にした、

「生きるとはどういうことか?」
 
 について書かれたものだ。


 もともと「鏡の法則」の中に出てくる
 医師の推薦本の一冊。

「鏡の法則」は、

「あなたの状況は、あなたの心の表れである。
 だからあなたが変われば、状況も変わる」


 というコンセプトの実話に基づいた話で、
 そもそもそれとオーケストラ指揮法とは、
 何の関係があるのだろう?
 というのは、私も最初に感じた疑問だった。


 著者は某有名企業の合唱団指揮者として、
 コンテストの優勝を目指すのだが、
 どうしても1位になれない。

 ある日、交通事故で半死半生状態になり、
 良くて一生車椅子の生活になると医師に告げられる。

 怪我の痛みの中、著者の自問自答が始まる。

「何のために勝ちたいのか?」

「幸せとは何なのか?」

「喜びとは何なのか?」

「自由とは何なのか?」


 そして、気づきます。

 競争の中には幸せはない。

 幸せとは、自分が嬉しくて、
 みんながよろこんでくれること。

 自由とは、自分勝手ではなく、
 したいことをし、したくないことをしないこと。


 その後、奇跡的な回復の末、
 合唱団に復帰。

 団員たちへの接し方も完全に変わり、
 その結果、コンテストに優勝。

 アマチュアで不可能とされる、
 オーケストラの指揮者の試験にも合格する。


「不幸の原因は、
 その人の価値観(モノサシ)によって、生じている」



 人と比べること、人を自分の価値観で計ること、
 それによって、人は悩んだり、苦しんだりする。

 実は、本当は、悩みなんてないんだ。

 人は限りなく自由なのだ。

 それが、大怪我の中で著者が気づいたことだ。


 オマケとして、オーケストラの指揮者というのが、
 どういうものなのかわかるので、
 そういう意味でも、読んで損はないと言える。








↓ランキングです。クリックをしていただけるとうれしく思います。
にほんブログ村 本ブログ 一般書・実用書へ
にほんブログ村

blogram投票ボタン

 
↓ 本を探すならココ

posted by さきあきら at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 人とのつきあい方の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。