2013年06月30日

「人生のいついかなるときでも、不幸を選ばない」



「自分のための人生 / ウェーン・W.ダイアー」


「自己啓発本」とか「自己実現本」とか、
 最近、よく聞かれる言葉だ。


 社会的な不安や、経済のいきづまりなどで疲弊した
 現代人の心のドリンク剤的な役割になっているのかもしれない。

 確かに、その手のいい本に出会うと、元気になるし、
 やってやろう、という気になる。


 ただ、本を読んだだけで、
 何か成し遂げたような気分になり、

 結局、よく考えてみると、
 特に自分の行動が変わっていない、
 なんてこともよくあるようだ。


 だからといって、そいういう本は読んでもムダか?
 というと、そんなことはない。


 私もそういう本から、多くのことを学んだ。

 実生活で役に立っていることもたくさんある。

 ただ、いくら自分が、いいことだと思っても、
 それを人に無理にススメるのはやめた方がいい。


 人には人のタイミングというものがある。


 同じ言葉でも、心に響くときと、
 まったく響かないときがある。

 もし、その人が必要なら、聞いてくるだろう。

「自己啓発的な本を読みたいんですが、いい本ありますか?」

 と、たずねられたら、紹介する本の中の一冊にこれが入るだろう。


「自分のための人生」


 著者は、心理学者であるウェーン・ダイアー博士。

 この本は、自己啓発本のスタンダードといえる。


「不幸」というのは、回りの状況や人によってなるのではない、
 自分で自分を不幸にするのだ。



 この本の一節だ。

 実は、不幸は、自分で選択するものなのだ。

 だから、不幸な人に「こうすれば幸せになれる」と言っても、
「そんなことをしてもムダだ」と聞いてもらえないのが普通だ。

 そういう人に腹を立てても、それは同じレベルになる。

 他人事に時間を奪われてはいけない。

 人生は、「自分のための人生」なのだ。


「人生のいついかなるときでも、不幸を選ばない」


「幸福を選ぼう」という決意をした人、
 この本は、そんな人に読んでほしい本だ。
 









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posted by さきあきら at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月13日

「己を殺せ」



「自分の中に毒を持て/岡本太郎 著」


「人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。
 僕は逆に積み減らすべきだと思う」


 この書き出しに衝撃を受けた私は、
 迷わずそのままレジに向かった。


 岡本太郎は読むたびに、
「言葉の力」というものを感じさせられる。

 熱くほとばしり出る硬質な精神のエネルギーが
 行間から飛び出てこちらの精神に
 ぐいぐいと突き刺さってくるのだ。


 私はこの本を就職活動をしている大学生に勧めている。

 世間的に言う「正しい生き方」は、
 本当に自分にとって正しいのか?


 岡本太郎は言う。

「危険だ、という道は、必ず自分が行きたい道なのだ」

 その時、一番の敵になるのが「己(おのれ)」だ。

「自分を大事にしようとするから、生きがいを失ってしまうのだ」

 だから、「己を殺せ」と。

 もちろん、これは「自殺せよ」と言っているのではない。
「弱い自分の精神」を「殺せ」ということだ。

 しかし「自殺」や「いじめ」についての岡本太郎の考えも、
 この本が三十年近く前に書かれたとは思えないほど、
 現代人の悩みの深層を掘り起こしている。

 
 この本は危険な本だ。


 人生を180度変えてしまう力を持っている。

 世間とかあなたの親にとっては、
「毒」のようなものかもしれない。


 けれど、私は、言う。

「生きる」ということを真剣に考えるならば、
 この本は、絶対に読むべき本である、と。


posted by さきあきら at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 自己啓発の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月19日

「人の心を左右するのは、出来事ではなく受け取り方」



「怒らない技術」嶋津良智 著



 人はすでに幸せである。


 だから、夢を叶えて幸せになるのではなく、
 まず自分が幸せである、
 というところからスタートする。


 それが、前回の「あの世に聞いた、この世の仕組み」での
「幸せ」というものの解答でした。


 いろんな本を読んできて、
 それはなんとなくわかってはきていたことだと思います。

 けれど、そう簡単に

「自分は幸せだぁ」

 と思えないのもまたしかりですよね。

「今、幸せである」と思えるには、
 どうしたらいいでしょう。


 幸せという感情から、もっとも遠い感情、
 それは、「怒り」です。

 怒りというものは、
 人間が生きる上で最も大事な、
「命と時間」を浪費する行為である


 というのは、この「怒らない技術」です。


 怒ることは、健康を害し、寿命を縮めること、
 本当に「命と時間」の無駄遣いです。

 私もどちらかといえば、短気な方で、
 ホントにちょっとしたことに腹を立ててばかりです。

 それで、切れてしまった仕事や縁もありました。


 怒りの感情に任せても、結局は損をしてしまうものです。

 
 それでも、怒ってしまう、ということは、
「怒り」の本当の怖さをわかっていない
 ということだったのでしょう。


 この「怒らない技術」は、
 いろいろな視点から、「怒り」というものを見て、
「怒らない」考え方を身につけようという内容です。

 出来事がどうだったかではなく、
 その受け取り方で、人の感情をコントロールすることができます。

 この本に出てくる松下幸之助氏のエピソードで、
 波止場でぶつかって海に突き落とされてしまった氏の
 最初のひと言は、

「ああ、夏でよかった」

 で、「文句を言っても結果は変わらない」と、
 さっさと歩き出したそうです。

 ここまでの達人になるのは、
 なかなか難しいと思いますが、

 この本を読むことによって、
 少しは近づけるのではないかと思います。
 
 








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