2010年04月20日

「夢中でゲームを楽しむように」



「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」川島和正 著



 多くの失業者があふれ、
 就職できない若者が増えています。

 中には、ネットカフェ難民や、
 ホームレスになってしまう人々も多いとか。


 そういう状況を見ていて思うのは、
「人に雇われて、安定した生活を手に入れたい」という、
 高度経済成長期時代の考え方を、
 いまだに多くの人が持っているということです。


「働く」という言葉には、
 安定した生活を手に入れるために、
 自分の「夢」は「夢」として、
「お金のためにがまんする」
 というニュアンスが含まれているような気がします。



 今は、この「働く」という言葉の意味が、
 変わっていく途中の時代ではないかと思うのです。



「働かないで年収5160万円稼ぐ方法」


 著者は、川島和正氏。
 以前、紹介した

「確実に金持ちになる 引き寄せの法則」 ウォレス・ワトルズ 著」

 の監訳者です。


 なので、川島和正氏が書いた、この衝撃的なタイトルの本は、
 ちょっと、気になっていたのですが、
 立ち寄った本屋に文庫本で出ていたので、買いました。


 パソコンというツールを使ってのお金の稼ぎ方を書いた本です。


 で、「働かない」でそれほどの大金を稼げるのかというと、
 そんなことはないと、私は断言したいのです。


 それは、稼げない、と言っているのではなくて、
「働く」「働かない」という概念が違っているのです。



「首から下で稼げるのは1日数ドルだが、
 首から上を使えば無限の富を生み出せる」



 発明王、トーマス・エジソンの言葉です。



 つまり、何も考えずに、時間単位のお金で人に使われている分には、
 稼げる金額もしれたものですが、
 頭を使って、アイデアを出せば、無限に稼ぐことができる、
 ということです。



 川島氏は頭を使っています。


 そして、パソコン、インターネット。
 それらを駆使して、情報を集め、
 お金が入ってくる「システム」を作り上げていきます。


 そうした作業は、パソコン、インターネットが好きな人にとっては、
「遊んでいる」感覚なのです。

 だから、「働いている」という意識はない。


 けれど、これが人に頼まれたり、命じられた仕事であったなら、
 そして、そういうものが苦手な人にとっては、
 かなりの「労働」になると思います。



「働いている」という感覚なく「働く」。



 それは、稲盛和夫氏が「生き方」で言っていたことと、
 結局は、同じことだと思います。

 人それぞれが好きなことに全力をかたむける。
 そうなると、労働の質が上がり、
 中途半端な考えの人は、ついていけなくなります。


 みんながプロ意識で仕事をする。
 サラリーマンであろうと、寿司職人であろう同じレベルです。


 どこへ行っても雇ってもらえない人は、
 自分はそういう道に行くべきではないのだと悟って、
 何か事業を始めるなりしてみるのもいいでしょう。


 インターネットを使えば、
 金銭的なリスクは、ほとんどなく、事業をおこせます。


 後は、アイデア次第。


 この本自体も、
 この本を売って印税収入で儲ける、というより、
 ネットの情報商材を売るためのブランディングという役割を持たせるという、
 大きな戦略的なアイデアのひとつになっています。


「働かないで」という言葉も、
 川島氏はもちろん、わかっていて、

「働く」という言葉に、まだ残っている前時代的なニュアンスを活かして、
 ショッキングなタイトルで人目をひくことに成功しています。








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posted by さきあきら at 16:39| Comment(0) | TrackBack(0) | インターネット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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